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シリーズブログ:大牟田運送×DX その1 ドライバーの点呼
2025.05.20
こんにちわ!
大牟田運送(株)広報担当です。
皆さんは「点呼」という言葉を聞いたことがあるでしょうか??
小学校の修学旅行等のバスで、先生から「点呼します」と人数を数えられたことが、私もあります!
言葉としては一緒ですが、運送会社に法律で求められている「点呼」は実に様々なことを要求されています!
例えば、アルコールチェックです。
弊社では株式会社東洋マーク様のアルコールチェッカーを使用しております。
◆アルコールチェッカー写真

このアルコールチェッカーで、「毎日×ドライバーの数×2(乗務前と乗務後)」の実施データを管理しております。
そちらは株式会社アネストシステム様のBusiness Support System(以下、BSS)で行っております。
◆BSS

また、「遠隔点呼」にも対応するため、なりすまし防止の「指静脈認証」機器や健康状態確認のための「監視カメラ」等も実装されています。
◆指静脈認証写真

◆監視カメラ写真と監視カメラ画像


このように弊社では、様々なハードとソフトを駆使して、「法律で要求されている点呼」をキッチリ行っております☆
一方、このブログを書くにあたり、以下のような記事を発見いたしました。
2つご紹介します。
◆乗務前後の酒気帯び確認でトラック運転者の飲酒運転は防げない
◆なくならないトラックドライバーの飲酒運転~穴だらけの検査と高まる「アルコールインターロック」への関心
記事内でおっしゃられている通り、業務前/後のアルコールチェックをしても、運転中に飲酒されてしまうと飲酒運転を防ぐことは出来ません。
そのような意味でアルコールインターロックは飲酒運転防止に大きな意味を果たすと思います。
しかし、現状、アルコールインターロックを付けても「点呼」の義務が免除されないことになっており、今回ご紹介したような機器の金銭的な負担や点呼業務の労務負担は残りますので、普及が進まないという状況にあります。
そもそも、海外では「アルコールインターロックが義務付けられているのはドライバーに対して」のことが多いようです。免許証に「アルコールインターロック必須」と記載されることもあるそうです。
仮に免許証に「アルコールインターロック必須」と記載がある場合、運送会社がその方を雇うのでしょうか・・・?
極論ですが、モラルが高い方は検査機器等なくても飲酒運転はしない、と思います。
モラルが低い方が起こす事象を防ぐための負担を誰に強いるのか?という観点もアルコールインターロック導入に必要なのではないでしょうか・・・?
日本と海外の法律の考え方の違い、①予防なのか事後対応なのか、②法人に規制をかけるのか、個人に規制をかけるのか、というのも勉強になりますね。
いずれにせよ、運送会社として当然ですが、安全に関しては力を入れて取り組んでおります!!
このことは本記事の結論として、力説したいと思います!
DXのお話から法律の話に変わってしまいました・・・
次回はまた弊社のDXを紹介したいと思います。
それでは、また☆
大牟田運送は持続可能な開発目標(SDGs)を
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